鷲高日誌

2020年11月の記事一覧

11月26日 霧の鷲高

今朝は、濃い霧が鷲宮高校を包んでいました。

いつもなら周りに障害物が少なく遠くを見渡せる鷲校ですが、しっとりとした空気感の中であたりを眺めると、白く色を失った風景だけがそこにありました。校内には生徒の人影もなく、鳥のさえずりや自動車の音も聞こえない、静かで非日常的な空間になっていました。

さて、霧(きり)と靄(もや)の違いをご存知ですか。気象の用語として、「視程」が1km以上なら靄(もや)、未満なら霧(きり)とされています。

視程については次のように定義されています。

「視程(気象視程)は、地表付近にある適当な大きさの黒い目標が霧や空等の散乱している背景中に認められる場合、その目標を肉眼で識別できる最大距離」

つまり、1km先の大きな黒っぽいものが見えるかどうかで判断するということです。

今日は間違いなく霧でしたね。

 

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