鷲宮高校校長から
令和5年度が始まりました
4月10日(月)
2.3年生が体育館に集まり、着任式ののち、令和5年度第1学期始業式を行いました。真剣なまなざしで話を聞いている姿にとても感動しました。いい生徒たちに出会えたことに感謝
令和5年度 第1学期 始業式 講話
鷲宮高校について 私自身は、勉強と部活動などの学校生活に真摯に取り組む生徒が集い、地域の皆様から高い信頼期待をされている高校であると認識しています。
着任してまだ1週間ですが、部活動などの姿を目の当たりにして、改めて皆さんの素晴らしさを実感しているところです。今朝もきっと誰かわからなかったと思うのですが、しっかりと挨拶をしてくれました。
さて新年度に当たって私からは2点お話しします。
1つ目、新型コロナウイルス感染症が流行してから3年間、今まで当たり前と思っていたことができなくなる、今日できたことが明日にはできなくなるということを繰り返してきました。3年間世界中を震撼させた新型コロナウイルスも5月8日からは季節性インフルエンザと同じ扱いになり,社会の様相は次第に変わっていくと思います。
例えば4月1日からは学校生活でマスクをつけることを求めない、つけなさいとは言わないということになりました。ではどうするのか、皆さんもいままでは大人に言われたとおりにやることに慣れていたと思いますが、これからは自分で考えて行動する場面がさらに増えてきます。自分の頭で考える、今は何が大切なのか、何ができるのか そのためにはどうしたらいいのか まずは自分の頭で考える。
いわれたからやるのではなく何事にも自分で考え行動できるようになってほしいと思います。昨年度もいろいろと自分で考え行動する場面があったと思います。今できることを一生懸命やる、自分たちが置かれた状況で精いっぱい取り組む、皆さん一人一人の自覚と行動が大切です。今年は学年が進んだのですからさらにより良い行動選択ができると思いますし、校長としてとても期待をしています。
2つ目、自分の可能性を信じてほしいということです。
私たちは気が付かないうちに「私はこういう性格だから」とか「経験がないから」「どうせだめだといわれるから」などと自分に制限をかけていることがあります。仕事や勉強、運動をしているとき、うまくいかなかったり 誰かに批判的なことを言われたりすると、あーもうだめだ、と 自分で勝手に限界だと決めつけて、諦めてしまう。 すると、そこで思考はストップ。 残念ながら、これではその人が持っている潜在能力が発揮されることはありません。まだまだ若い皆さんは人生これからです。色々な可能性を秘めています。特に3年生は自分の将来を決める大切な1年です。最後まであきらめずに自分の力を信じて精いっぱい頑張ってください。そして2年生は、自分の力をたくわえるのはもちろんですが、鷲宮高校の中心となって部活や行事で活躍してください。
それでは1年間お互いに頑張りましょう。